I-smart 平屋 50kw太陽光発電所の日々

一条工務店I-smartの家づくりや日々の生活をつづります。

特定規模電気事業者(PPS)って何でしょうか?夢発電による利益を大きくするには…。

こんばんわ。

 

 

昨日は眠気に負けてしまい、恒例のジム帰りブログが出来ませんでしたPincoloです。

週末でヘトヘトですが、今日もがんばって書いていこうと思います。

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 御存じの方もいるかと思いますが、改正電気事業法のため2016年から自由化スタートして、家庭が電力会社を自由に選べるようなります。

家庭などの消費者は契約する業者を選択できるようになります。 

これにより、電力市場の競争を刺激し電気料金メニューが業者毎に違いが生じ電気料金が安くなるかもしれません。

この関係で各業者が多くの電気を求め始めています。そこで電気を買ってくれるのが、特定規模電気事業者(PPS)です。PPSは電力会社に売電するより高い価格で買い取る電気事業者です。 

一体、PPSはどのように収益を上げているのでしょうか? 

【ビジネスモデル】

 

大規模な電力の需要家(利用者)は大体1kwあたり15円~20円で電力を購入できます。仮に固定価格が42円の太陽光発電所の再生エネルギーを新電力事業者が発電所から購入した場合、

42円 - 20円= 22円のマイナスになり赤字です。 

しかし、再生エネルギーを購入する電力事業者には、補助金があります。

固定価格買取制度では電力会社や新電力などの電気事業者が買い取った再生可能エネルギーの電力に対して、火力発電などによる標準的な電力との差額分を国が交付金として還元する仕組みになっている。
このため実際に電気事業者が負担するコストは買取価格よりも低くて済みます。

 

補助金の為、10円で仕入れた電気を20円で売れば10円の利益が出ます 

ではどこが高く買い取ってくれるのでしょうか?再生エネルギーの買い取りを行っているPPSは以下の様になります。

 ○株式会社エナリス

○SBエナジー

○NTTスマイルエナジー

○ソーラープレミアム(パナソニック系)

○TSP 

たぶん探せばまだまだあるかと思います。

大体、どの会社も固定売電価格+1~1.5円程度となります。

会社毎に契約内容がちがうため、注意が必要です。

 

特に、契約に辺り発電量の監視システムの工事が必要な場合に一条工務店の保証が無くなる可能性があります。

また、多くの方が夢発電で大容量の太陽光発電の支払いを行っていますよね?夢発電の支払いは毎月あるかと思いますが、PPSの場合3ヵ月毎だったり、半年毎だったりします。
ということは一時的に資金繰りが厳しくなる可能性が非常に高くなります。預貯金がある方は可能かと思いますが、結構勇気がいりますね。 

実際に、営業に『PPSを導入するとどうなるの?』って聞いてみましたが導入した例がないため分からないとの返事でした。10年保証が無くなると太陽光発電はかなり怖い買い物です。

 

今後、売電価格がどうなるか楽しみですね。 

どなたか、導入した方などいましたら教えて頂ければ幸いです。

追記

ちなみに私が最近気になっているのが○ソーラープレミアム(パナソニック系)です。

メリット

◎固定価格より+1円 年度毎の固定価格で買い取り

※ 多くの業者が平成24年、平成25年のみの固定価格で買い取り限定をしていたりします。

◎工事・機器変更なし

一切機器に手を加えていません。これだったら、一条工務店の保障が保てる気がしますがどうでしょう?

誰か試してみてください。

◎申し込み手数料なし

◎パナソニックは大手の企業のため、倒産による不払いは考えにくい。

 

デメリット

これ非常に重要です。

売電金額が6カ月毎に支払われる点です。

一条工務店では月々10万円近く発電される方も多いはずです。

これが6カ月毎の入金になると、夢発電の支払い分約60万円分を自分の預貯金で支払って、後から売電分をもらうことになります。うーん厳しい…。

 

 

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